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小幌 KOBORO
立地、到達難易度等を総合し、国内のあらゆる駅の中で、「秘境駅」度ナンバーワンの呼び声高い無人駅。2つの長大トンネルの間、郡境となる沢の僅かな明かり区間にあり、周辺人家は皆無。信号場上がりの駅で、僅かな釣り客と、駅そのものへの訪問客が利用する程度です。

駅舎はありません。三方を山に、一方を崖下の海に囲まれた狭い立地に、短い2面のホームがあり、使用されていない中線もあります。(H21.9撮影)
下りホームは未舗装ながら盛り土のしっかりとしたホームです。 こちらは上りホーム。長さは下りホームとほぼ同じですが、鉄板の簡易ホームです。
構内下り方の礼文華山トンネル。間に中線用のトンネルがありますが閉鎖されています。内部で本線に合流しているようですが。 構内上り方の美利加浜トンネル。こちらは礼文華トンネルほどホームに近接していませんが、それでもホーム端から20m程度でしょうか。
下り方向を向いた構内全景。同時に構内のある平地のほぼ全貌です。画像手前に構内踏切が渡っています。 こちらは上り方から見た構内全景。左手が海側で、海側に信号機室とトイレがあります。別に20年ほど人が住んでいた小屋があったそうですが、撤去されたようです。
上り方、山側にも詰所があります。使用はされているのかもしれませんが、待合室として開放されておらず施錠されています。 海岸へ向かう小路。岩屋観音などもあるようですが、陸路では鉄道利用でしか到達できません。釣り客はこちらへ向かいます。
駅データ
駅名 小幌(こぼろ)
所在地 北海道虻田郡豊浦町字礼文華
隣駅 ←静狩 礼文→
備考
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