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| 弘前駅停車中の普通列車 |
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青森県津軽地方の弘前市を中心とした地方民鉄で、大正末期から昭和初期に開業した歴史ある鉄道です。JR弘前駅併設の弘前駅から黒石市代表駅黒石駅を結ぶ弘南線とJR大鰐温泉駅併設の大鰐駅と弘前市街部の中央弘前駅を結ぶ大鰐線の２線からなります。大鰐線は元々弘前電気鉄道が運営していた路線を引き継いだもので、そのため両線は接していません。また昭和59年に国鉄黒石線川部〜黒石間を引き継ぎ黒石線として営業していましたが、こちらは平成10年に廃止となっています。地方民鉄線のご多分に漏れず経営は厳しく、大鰐線などは平成25年に廃止の意向が示されるなど逼迫しています。（現在廃止方針は白紙撤回）全２４駅中７駅が「学校前」駅を名乗るなど学生が利用者層の大きな部分を占めますが、平成14年には新設された弘前温水プールに、平成25年には田舎館村の村おこし「田んぼアート」に合わせた新駅を開業させるなど、積極的な利用者誘致策も展開しています。沿線は弘前と黒石の市街地を除き基本的に田畑地帯で、広大な田園やリンゴ園を眺めながらの車窓は長閑そのものです。 |
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