関西本線四日市


四日市		YOKKAICHI

三重県北部の工業都市で、三重県最大規模の市四日市市の代表駅。市役所をほぼ中間として西方約２キロの位置に近鉄四日市駅があり、そちらが市中心駅にあり、JR駅の街外れの雰囲気とはあまりにギャップがあります。

総２階建のかつての主要駅然とした国鉄的なコンクリート駅舎。個人的には初訪問時は近鉄で降り立ちJR駅へ歩いて乗り換えたため、この立地、雰囲気が昭和を封じ込めたような、強烈な空虚感に襲われ、強く印象に残りました。（H22.4撮影）

駅舎内。待合室は区画されませんが、意外に奥行きもあり余裕のある構造。手前は２層吹き抜けの高い天井です。

２階に軽食屋がありましたが現在は閉鎖されたようです。平成15年頃は営業していたように思います。キヨスクは健在です。

改札から入ったところにホームはありません。広い空間があり、跨線橋へ続いています。

駅舎からホームへ、中間の広いヤードを跨ぐ長い跨線橋。

ホームは１面３線。JR線は１・２番を使用しています。駅舎から遠い方が１番線です。

JR乗り場から50mほど下り方に離れた切欠ホームの３番のりばは伊勢鉄道のホームです。

ホームと駅舎の間には複数の貨物用留置線があります。貨物支線が分岐しており、途中に全国唯一となった可動鉄道橋があります。

構内裏手にもヤードがあります。併設する貨物駅で、奥に見える建物はJR貨物の支店です。