飯山線信濃白鳥


信濃白鳥		SHINANO-SHIRATORI

美しい響きの駅名。小さな集落の脇に佇む、非常にのどかな雰囲気にあります。何もありませんが、なんとなく落ち着く立地にある駅です。

かなり傷んだ、しかし味のある古い木造駅舎が残っていましたが、飯山線の改築ラッシュの波には抗えず、平成20年末に簡易駅舎となりました。正面に白樺のイラストが描かれており、せめてもの特徴となっています。（H21.6撮影）

駅前の小路より一段低い立地で、駅舎改築時に駅前まで車が寄りつけられるようになりました。旧駅舎時代の駅舎正面の階段も残っています。

駅舎は沿線他の簡易駅舎と同じく通路が主な機能。ただ右手に通路とは別室となる待合室があります。

独立した待合室も珍しいですが、この駅舎、意外にも窓口があります。

窓口上には旧駅舎に使用していた木製駅名板が掲げられていました。

駅舎ホーム側。正面側が閉鎖できるのにこちら側は扉がありません。防寒上も、また駅舎を通らずにホームへも出れるので防犯上も、意味不明です。

ホームは１面１線です。