肥薩おれんじ鉄道薩摩大川


薩摩大川		SATSUMA-OOKAWA

阿久根市南部、海沿いの集落にある駅。周囲は小中学校がある規模の集落です。豪雨被害の多い地域で、過去に駅の南北を流れる大川川や尻無川が氾濫し、前後が不通となったこともあり、その対策が駅施設にも見られます。

コンクリートブロック造一部２階建ての駅舎。建設当時珍しい躯体でしたが、水害対策のためで、また２階は当初駅員の詰所がありました。これも水没対策だったそうです。（H23.8撮影）

駅舎内。窓口は完全に塞がれています。ホームは水害対策のため築堤上にあり、駅舎から見えません。

ホームへの入口。下り方面は左手の階段に、上り方面は地下道を通ります。

下りホームの階段を上ったところ。奥の小屋が駅舎の２階です。

駅舎の２階はホームとの間に橋が渡され、ホーム待合室に改修されています。

地下道突き当りの上り方面への通路。左右に階段があります。この奥は大川川が流れるため出入口はありません。

上り方面ホームへの変わった階段。踏面が左右で交互に段差があります。駅舎から見て左手の階段です。

ホームは２面２線。沿線では珍しい築堤上のホームで、上り方はカーブで進入しますがホームは直線です。

下り方は土砂崩れ対策のため新線トンネルがあり、そのための急カーブがあります。