函館本線山越


山越		YAMAKOSHI

本石倉駅以来、駅としては再び路線と国道、海岸線が近接する集落の駅。江戸時代（享和元年）、東蝦夷地の人口が増えると幕府は亀田（函館市）からこの地に関所を移し、ここが最北の関所となりました。駅施設はそれにちなんだものとなっています。

関所を模した駅舎。平成元年に改築されたもので、当時としてはその地にちなんだコンセプトをもって改築された珍しい例としてよく紹介されていました。いわば「ご当地駅舎」のはしりです。（H21.8撮影）

関所風の意匠は徹底しています。駅前の国道への標識はこのようなもの。

そして駅舎脇の柵ももろに関所です。

駅舎内には山越内関所の復元模型があります。

運賃表もこの駅ではこういうアレンジを。

ホームは２面２線。２面３線の２番線を撤去した構造です。

２番線（旧３番）を特急が通過していきました。