御殿場線山北


山北		YAMAKITA

山北町の代表駅で路線の中枢駅。東海道本線として敷設された当時は丹沢の山越え基地として山北機関区が置かれ、鉄道の町として駅を中心に大いに賑わったようです。

瓦屋根の木造駅舎です。珍しくなってきた軒下の売店があり、また丸ポストも置かれます。昭和期の鉄道風景ですが、右手に八百屋のようなテントがありちょっと興醒めです。（H22.1撮影）

駅入口。車寄せの支柱が天然木で、また丸窓があり、大屋根が上がるなど、造形に凝った駅舎です。

駅舎内。みどりの窓口が営業していましたが、平成24年に一旦無人化、現在は委託の窓口が日中営業しています。

ホームは１面２線。乗り場付近のみ上屋がかかります。

構内には保線用の留置線があります。かつてはもっと線路が多かったようです。

逆光で飛んでしまっていますが、構内裏手には使用されていないホームの遺構が残っています。

跨線橋から見た構内。ホームと駅舎の間が大きく空いています。