富士山麓電気鉄道三つ峠


三つ峠		MITSUTOUGE

都留市と富士吉田市の間の西桂町の代表駅。駅名から連想するような山中ではありませんが、市町境に挟まれており、両隣駅への距離、下り3.0kと上り2.7kはそれぞれ沿線１、２番の長さです。

個性的な駅舎の多い富士急行線においても人気の高い駅舎の一つ。駅舎と垂直に接続する左辺の背の高い待合室が特徴。駅舎の雰囲気を考慮してか、パステルカラーへの塗り替えは行われていません。（H17.5撮影）

待合室と駅舎入口。駅舎入口の庇支柱には隣の東桂駅同様、自然石洗い出しのアクセントがあります。

待合室内部は広いですが、特に何もなく、荷物の多いハイカーに配慮した施設なのかもしれません。

ホームは１面２線。ＪＲ車両と自社車両の列車の離合中。

構内脇にはバラスが積んでありました。旅客のイメージが強い駅ですが、実際はブルーカラーな側面もあります。

ホームから見た、えも言われぬ雰囲気を醸しだす駅前。あの商店がいい味出しています。

ホーム端には梵字が記された巨大な石があります。「開運山達磨石」というそうで、宗教団体ではなく、商工会と町による設置です。