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左沢線専用のキハ110(山形駅) |
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奥羽本線北山形を起点とし、大江町左沢までを結ぶ24キロ強の県内盲腸線です。元来山形駅を起点としていましたが、奥羽本線との二重戸籍解消のため昭和62年の民営化に併せ、起点が変更となっています。しかし列車運行は全て山形駅が始発となっており、そのため山形〜北山形間は仙山線と共用の狭軌線を使用します。やはり山形県内の盲腸線となっている現在の山形鉄道荒砥へ達する計画もあったようですが実現はされていません。
沿線は最上川や寒河江川の形成する盆地の耕作地帯を進み、終点付近を除きほとんどが平野部の淡々とした車窓が続きます。「フルーツ王国山形」を象徴するように、寒河江のサクランボをはじめとした果物産地が続き、「フルーツライン左沢線」の愛称がつけられています。 |
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