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殆どの列車が折り返す万座・鹿沢口駅 |
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上越線渋川から長野県境手前の嬬恋村大前までを結ぶローカル盲腸線。全線単線電化の路線です。列車は起点渋川を始発とせず、全て高崎以南まで乗り入れます。反対に終端側は終点一つ手前の万座・鹿沢口でほとんどの列車が折り返し、終点大前には一日5本の列車しかやって来ません。もともとその大前を目指した路線ではなく、長野市の豊野駅で信越線に接続する計画だったようです。沿線には小野上、川原湯、嬬恋などの小さな温泉地、さらに後背地として伊香保、草津、万座などの関東を代表する温泉地も多く控え、また白根山や鬼押出・北軽井沢などの観光地も多いこともあり、観光色の強い路線です。そのため国鉄時代から上越新幹線開通後も東京方面からの直通特急が走っています。かつて沿線には日本一短い鉄道トンネル「樽沢トンネル」がありましたが、川原湯温泉を含めた一帯はダムに水没するため、平成26年に路線の付け替えが行われました。 |
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