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JR西日本の列車案内その4

山陽地方では古い列車案内板はフラップ式ではなく、ロール式のものが多く見られます。丁度国鉄型特急車両の愛称表示や行き先表示のようなタイプですが、車両の場合は「並び」は関係ないとしても、時刻表の場合は時刻帯順に並んでいる必要があり、ダイヤ改正や臨時列車などがあると対応はかなり厄介なのでないでしょうか。またJRとしてはごく珍しいものですが、札による列車案内がある駅もあります。
山陽本線 海田市駅

改札口のホーム別表示。乗り場別、1時間毎の表示となっています。
山陽本線 向洋駅

改札口の表示。方面別、1時間毎の表示ですが、2段目には列車情報が入れられます。
山陽本線 玖波駅

改札口の表示。方面別、1時間毎の表示ですが、2時間分表示しています。
山陽本線 大竹駅

改札口の表示。方面別、1時間毎、2時間表示のもので、乗り場の誘導表示もついたものです。
芸備線 三次駅

方面別に芸備線上下、福塩線、三江線を、それぞれの次列車のみ表記したもの。ロールのメンテはこの形態の方がよいのでしょう。
山陽本線 下関駅

ホームの表示板。各乗り場ごとに設置されており、乗り場を示した赤い矢印以外は改札口のものと同じです。上部に間接照明があり、上段のみにスポットが当たる構造のようです。
       
小野田線 雀田駅

改札脇の窓口にかけてありました。本山支線分岐駅なので札は3枚です。窓口内で駅員が交換します。
紀勢本線 南部駅

本線の特急停車駅としてはあまりにアナクロな吊式列車案内。上り特急の終点が天王寺から新大阪に変更になったことへは手書き対応されています。
       
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