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北陸本線の過去を偲ぶ・石動駅

倶利伽羅峠を越えた北陸線富山県内最初の駅石動は小矢部市の代表駅。現在でも一部の特急列車が停車します。2番ホームの乗車位置案内に懐かしい列車名が残っています。(H18.1撮影)


「しらさぎ6号」「加越」の文字があります。「加越」は平成15年廃止ですが、平成元年以降金沢以遠へ来ていないのでそれ以前のものとなります。左には「快速」の文字も。 「雷鳥」「しらさぎ(*1)」「白山」と左に消えかけた「立山(*2)」の文字。なぜか「しらさぎ」は号数表記がありますが、「雷鳥」が全列車停車していたというわけではありません。
*1… 「しらさぎ」: 昭和39年、国鉄特急の標準車となった481系車両の祖として「雷鳥」と共に誕生し、名古屋と北陸を結び続ける北陸地区の代名詞的列車愛称。のちに誕生した「加越」も取り込み、現在も同じ区間を走りますが、車両は683系の新型車両に統一されています。
*2… 「立山」: 「雷鳥」を補完し、大阪と北陸地区を結んだ急行列車。大阪発米原経由の「ゆのくに」、米原発の「くずりゅう」と475系北陸急行三羽烏として名を馳せました。「立山」はビュフェ+グリーン車2両の13両編成の堂々たる列車もあり、昭和57年まで当時東北や九州では廃止されていたヘッドマークを掲げて運行、475系急行末期の白眉のような存在でした。昭和57年以降は季節夜行1往復のみとなり、急行として初めて583系が充当されました。
(「雷鳥」「白山」「加越」については金沢駅編参照)
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