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神岡鉄道おくひだ1号
全国2番目の第3セクター転換線である神岡線、神岡鉄道が発足した際の2両の新造車両のひとつKM-100、通称「おくひだ1号」が奥飛騨温泉口駅跡に保存されています。神岡線廃線跡と言えば現在レール上を走れる「レールマウンテンバイク"ガッタンGO"」で人気を博していますが、廃止当初は路線全般を観光用に車両走らせるプランもありました。紆余曲折はありましたが、このおくひだ1号は廃線後、車庫のある神岡鉱山前駅跡から奥飛騨温泉口駅跡まで自走により移動し、冬季には再び車庫に戻るという保存をしており、限定的ですが廃線後の路線を車両が走るというプランを実現しています。(H29.10撮影)

奥飛騨温泉口駅跡構内の片隅に保存されているKM-101。豪雪地帯を走るため大型のスノープロウが早着されています。車両状態は動態保存でもあるためかなりキレイです。 「おくひだ1号」のヘッドマークと神岡鉄道の社章。車両の愛称は一般公募によるものです。
車番など。これは保存に際し書き直したのではないでしょうか。平成13年7月の製造です。 奥飛騨温泉口駅跡は現在「レール&マウンテンバイク・ガッタンゴ−街中コース」の出発点です。留置線も健在で、奥に保存車両が見えます。

これは現役時代のKM-100「おくひだ1号」。猪谷駅の神岡鉄道のりば切欠きホームの3番ホームで出発を待っているところです。(H17.2撮影) 車内にはこの囲炉裏コーナーがあったのが特徴です。囲炉裏はもちろんダミーです。現在保存車両は開放されていないようですが…。
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