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急行のと恋路号
のと鉄道の主要駅穴水駅の、旧0番線にのと鉄道のNT800とNT100 127が保存されています。NT800は自社内の急行列車「のと恋路」号として運行されていたパノラマカーで、平成14年に廃止となって以降は、個人的に知る限り、珠洲駅の車庫から能登中島駅、そしてこの穴水駅へと移動しています。NT800は2両編成で、さらにもう1両保存されているNT100 127は「やすらぎ」という名のお座敷車両。団体臨時列車として運行されていました。(H24.2撮影)

運行廃止から10年が経過していましたが、お色直しされたようで、ピカピカでした。普通列車用NT100とは明らかに異なる優等列車の面構え。前面のパノラマ窓とハイデッキが特徴です。 「のと恋路」は七尾・和倉温泉と珠洲を結んだ自社急行で、当時は金沢直通のJR急行「能登路」も乗入れており、それに対するのと鉄道のエース列車でした。
ホームの休憩所として開放されていました。内部もキレイに清掃されており、現役さながらでした。 ロビーコーナーもあります。珠洲方面を見て右手の海側を向いています。
NT100 127のお座敷車両「やすらぎ」。外観上は普通のNT100と変わりませんが、現役時はヘッドマークを掲げていました。方向幕は「急行輪島」となっています。 「やすらぎ」は休憩所としての開放はされていませんでした。窓も障子で、内部が見えなくなっていました。
「やすらぎ」のサボ。「のと恋路」と異なり団体臨時列車で、やはり自社の目立商品でした。 現役当時の、ヘッドマーク付きの「やすらぎ」。穴水駅にて。(H16.2撮影)
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