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越前電気鉄道のELテキ6
福井県の第3セクターえちぜん鉄道の前身、京福電鉄福井支社、そのさらに前身である越前電気鉄道が、大正期に高出力の電気機関車を求めて自社設計、開発したのが「テキ6〜11」。時代は過ぎテキ6は車歴60年の昭和55年に引退し、福井口車庫での入換作業にあたっていました。平成23年にその作業も引退し、現在は勝山市に寄贈され、勝山駅前に保存・公開されています。(H27.10撮影)

フロントビュー。緩急車に見えますが、電気機関車です。正面に「6」の文字。ヘッドライトのようですが、思えばヘッドライトのない機関車です。 形式名「テキ6」。6〜9の4両が製造され、のち10・11の2両が追加されました。
車外からですが、運転台の様子。運転台に座席がありません。 牽引している無蓋貨車ト68。木造の躯体です。
両車両のスペックが記されています。写真は現役当時ではなく、回送の様子ではないでしょうか。 テキ6の沿革を説明しています。隣は登録有形文化財となっている勝山駅舎の説明です。
保存場所には上屋と兼バス待合が新たに新築されています。 福井口の車庫で入換作業を行っていたころのテキ6。やはり立って運転していますね。(H16.2撮影)
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