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奥飛騨温泉口駅の凸型DL
貨物輸送が営業の主役である神岡鉄道には、国鉄から受け継いだ自社所有のディーゼル機関車があります。しかし貨物列車の廃止以前から休車状態となり、奥飛騨温泉口駅の構内に留置してあった機関車も構内から出されて今は駅前に展示されています。展示化にあたり、「化粧直し」も行われたようで、キレイな状態です。神岡鉄道という会社、決して裕福ではないのでしょうが、こうした直接収支に結びつかないようなサービスも力を入れてやっているように見受けられます。がんばって欲しいものです。(H15.9撮影)(神岡鉄道は平成18年11月に廃止、この車両も追って解体されました。)

国鉄のDE10型ディーゼル機関車を独自の塗装に塗り替えたもの。奥飛騨温泉口駅舎が新築されたときに構内から出され、このような位置にありますが、当初から大体この位置に留置されていました。 車両のプレートは外されていますが、車両型式はKM−DE101というもの。国鉄時代には四国で運用に当たっていたものを、神岡鉄道が購入した、とのこと。
神岡鉄道のお別れイベントは、駅舎前、この車両を背景にステージが設置され、行われました。決して長くはないながらも神岡鉄道の歴史を見守り続けた車両でした。 奥飛騨温泉口駅構内に留置されていた頃の画像。プレートが残っており、塗装も黒に近い色でした。まだ奥飛騨温泉口駅の駅舎移築前の画像です。(H13頃撮影)
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