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幌似駅跡の緩急車・旧客
昭和60年に廃止となった国鉄岩内線の、起点から2駅目幌似駅跡は幌似交通記念公園として整備されており、そこにはホームに横付けして緩急車1両と旧型客車1両が保存されています。列車の顔たる牽引機のない、何となく半端な保存車両なのですが、駅舎跡が開放され「きっぷうりば」の名の窓口があったことから、もしかしたらライダーハウスとして活用されていたのではと推測していますが、確証は何もありません。いずれにせよ現在はただ展示してあるだけのようです。(H24.9撮影)

ホーム跡と1線分の路盤にレールがあり、緩急車1両と旧型客車1両が展示されています。 緩急車はワフ29500形で、車番はワフ29587です。
緩急車内部。内部改修されており、何となく宿泊所の管理ロビーのように見えます。左下のカゴは石炭のようなものが入っていました。 メモは「防護手順」とあり、これは緩急車そのものの操作を記しています。ただ現役時代のものそのものではなさそうです。
旧型客車。サボなどは特になく、号車番号に1号車札が入っていました。車両状態は良好ですが立ち入りは出来ませんでした。 車番はスハフ42 507です。ライダーハウスか休憩所として使用され、駅舎跡と緩急車がロビー扱いだったのではと思うのですが、真偽は不明です。
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