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田子倉 TAGOKURA
ダム湖田子倉湖のほとり、深い山中にポツンとある無人駅。周辺には民家は一切ない無人地帯で、ごくわずかな駅利用者は浅草岳への登山客がメインという特殊な駅でした。冬期には駅前の国道も通行止めとなるため、完全な陸の孤島と化し、そのため平成15年からは冬期閉鎖になっています。(平成25年3月に廃止となりました。)

山間の国道沿いにある倉庫のような建物が駅舎。ホームはこの下にあるため駅前から線路は見えない異形の駅舎。無人の周辺環境も手伝って、メルヘンチックな塗装が逆に不気味にすら見えてしまいます。(H17.12撮影)
下り方には福島新潟県境の高山が聳えたちます。浅草岳などもこの山並みにあります。 駅舎内は階段があります。階段を折れながら下るととスノーシェードに収まったホームと線路が見えてきます。
ホームは1面1線。スノーシェードに覆われていますが前面は開いており、田子倉湖が見えます。 名所案内板。どの箇所も数キロ、数時間を要する場所が記されています。もちろんタクシーなど呼べる環境ではありません。
時刻表。一日3.5往復と極小のうえ、冬期は全列車通過の旨が記載されています。 ホームを覆うスノーシェードの上から下り方。国道アンダーパスの奥に六十里越トンネル入口が見えます。その脇の建物は浅草岳登山道の休憩所です。
下り方の国道から見た田子倉駅。右手に田子倉湖が広がりますが、ここは田子倉湖の末端部で、幅の広い川程度に見えます。 田子倉湖の対岸から。駅舎とホームはこんな位置関係。なお国道は大きく回りこんでいるため駅からこの地点までは相当距離があります。
駅データ
駅名 田子倉(たごくら)
所在地 福島県南会津郡只見町大字田子倉
隣駅 ←只見 大白川→
備考 駅ノートあり
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