三陸鉄道恋し浜


恋し浜		KOISHIHAMA

路線が綾里湾岸から峠を越えて起喜来（おきらい）湾岸に出る地点の山裾にある駅。三陸鉄道開業後の昭和60年開業の駅で、当初は「小石浜」と表記しましたが、地元のホタテブランド名に合わせ、平成21年より現駅名となりました。

駅舎のない駅です。ホームは１面１線。ホームは起喜来湾を見下ろす高い築堤上にあります。（H31.4撮影）

駅前には若干の広場があり、トイレや自販機があります。ポストは新設ですが、駅名に合わせ自販機、ポストはピンク色です。

駅入口は高い築堤を駆け上がるような鉄骨の階段です。また待合室の背には駅名表示はなく、ホーム駅名標の裏面に外向けの表示があります。

ホームには鐘が設置されました。復興祈願でしょうか、縁結びでしょうか…。鐘の向こうには海が見えます。

ホーム待合室。ここは外観上駅名改称以前とは特に変わっていません。

待合室内はホタテの貝殻が所狭しと吊されています。貝殻の絵馬だそうです。

そして小さな神社もあります。これも駅名的に縁結び神社なのでしょうか。ご神体が読めませんでした。

ホームの上り方にスロープが設置され、やはり新設の交流館へ通じていました。あの施設側からバリアフリー化されているようです。

駅名改称以前、「小石浜」駅時代の画像。（H19.8撮影）