▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲路線INDEXへ  ▲根室本線の駅INDEXへ
新吉野 SHINYOSHINO
浦幌町西端の集落の駅。奈良県や徳島県からの入植者由来の集落かというとそうではなく、開業時の「下頃部(したころべ)」という駅名が読みづらいため、近くの山桜が吉野桜に似ていたため戦後に改称したという由来。現在周辺集落も吉野となっています。

根室本線最東部区間にも散見される物置のような簡易駅舎。何の意匠性もなく、波板の屋根がどうにも無骨です。切出し文字の駅名がせめてものデザイン性でしょうか。(H21.9撮影)
駅前には広いスペースがあります。かつては路線バスが来ていたようですが、この広場を使ったかは不明です。 駅舎内。4連のベンチが向かい合う、内装も素っ気ないもの。それでも冬はかなり有難い施設でしょう。
ホームは2面3線。両ホームは千鳥配置です。 両ホームは途中の途切れた北海道独特の構内踏切で結ばれます。
2番ホームには木が植わっています。駅名の由来となったような桜ではありません。 全線が上り方面へ出発できます。うち1番線のみ上り専用です。
駅データ
駅名 新吉野(しんよしの)
所在地 北海道中川郡浦幌町吉野
隣駅 ←豊頃 浦幌→
備考
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲路線INDEXへ  ▲根室本線の駅INDEXへ