長崎本線肥前鹿島


肥前鹿島		HIZEN-KASHIMA

鹿島市の代表駅で、全列車の停車する中間主要駅です。市域の北部にあり、城址のある中心街からもやや離れています。開業時常磐線の鹿島駅が既にあったためこの駅名となりましたが、平成に入り茨城県の鹿島町が市制施行する際、この市があるため鹿島町は鹿嶋市となりました。

瓦屋根の、大型の木造駅舎です。全面に直線の庇があること、また壁面に祐徳稲荷大社に因んだ鳥居のデザインがあることから、木造駅舎という雰囲気は薄れています。（H23.4撮影）

駅舎内コンコース。みどりの窓口設置駅です。ホームは築堤上のため、改札の中は地下道です。

駅舎内の待合室。物産販売所と売店があります。売店はキヨスクの書体で「Kashima」とあります。

改札内の、ホームへの地下道。竹の装飾があるなど、地下道特有の無機質感はありません。

通路の途上、駅舎と築堤の間には「四季の広場」という庭園があります。

ホームは１面２線。狭いホームです。祐徳稲荷大社に因んで、柱や梁が朱塗りです。

ホームの待合室。待合室というか、屋根と衝立を組み合わせた待合スペースです。