呉線須波


須波		SUNAMI

三原市の海沿いの集落にある駅。下り方の筆影山の北には三原の臨海工業地区がありますが、この駅周囲は小集落で、昨今では線内利用者数最下位に沈んでいます。昭和初期の開業時には一時的に三原方の終着駅でした。

瓦屋根の木造駅舎です。左側が旅客区画で、そちらだけ外板補修されています。ホーム乗り場へは下り方にこの駅舎以外に入口があり、存在価値が減ったためか平成30年に解体されてしまっています。（H24.9撮影）

駅舎内。窓口は既に塞がれており、また乗り場から遠いためかベンチなどもありませんでした。

構内図。右下の「待合所」が駅舎で、駅舎は上り方面への経路にはなっていませんでした。

構内下り方にある駅舎を介さない下り方面入口。ここに駅入口を示すものはありません。この左手にアンダーパスがあり、上り方面入口はその向こう側です。

階段を上がると構内の外れにでます。通路は使用されていない旧貨物用留置線を超えて下りホームへ通じます。

ホーム上にICOCAのリーダーとチャージ機があります。

ホームは２面２線。長いホームで、大きくカーブしています。

使用されていない旧貨物線とホーム。広い構内の名残があります。

上り方面の入口。ここにも上がったところにICOCAのリーダーとチャージ機があります。