福塩線河佐


河佐		KAWASA

天然の水泳場河佐峡の下車駅。駅の周囲は山間の立地としてはそれなりにまとまった集落で、かつてはこの駅で折り返す列車も設定されていました。

瓦屋根の木造駅舎です。モルタル仕上げで腰が鮮やかな青で塗られているため、「木造駅舎」独特の雰囲気は希薄です。出札は駅前の文房具店での簡易委託でしたが、現在はそれも停止されたようです。（H17.10撮影）

おそらくこの駅舎はかつて左手に駅事務室があったのでしょう。駅舎前の植栽はその日除けだと思います。

駅名表示は小さいながらも内照式。一昔前の民家の表札のようです。

駅舎内にあった「投稿エッセイ（？）」。結構印象に残っています。

ホームは２面２線。駅舎側に１線、行止まりの留置線があります。保線用でしょう。

構内踏切から構内全景。両ホームは若干の千鳥配置です。折り返し列車があったため、両線の上り方向に出発信号機があります。

駅舎に接しない２番ホーム側にも簡単な裏口があります。