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京都丹後鉄道の名所案内板その2

京丹後市の各駅は市内の伝説・伝承に因んだ駅愛称をつけ、その説明を書いている案内板を置いています。名所案内でも周辺案内でもありませんが、その由来となる名所と駅周辺地域の伝承を紹介していることから、広い意味では名所案内でも周辺案内でもあると言えるのではないでしょうか。


宮豊線 京丹後大宮駅

「小町の里」:小野小町が大宮町五十河にて亡くなったという説があることから。
宮豊線 峰山駅

「羽衣天女の里」:丹後風土記に、峰山町鱒留地区に日本最古の羽衣天女伝説が記されていることから。
宮豊線 網野駅

「静御前と乙姫の里」:静御前は網野町磯地域に生まれたとされていること、網野町浅茂川地区に浦島伝説に関わる乙姫の伝承があることから。
宮豊線 夕陽ヶ丘木津温泉駅

「橘(たちばな)の里」:垂仁天皇の命により不老不死の薬として橘の木が函石浜の港に持ち帰られたという伝説から。橘がキツと読めることが木津温泉の由来になったとか。
宮豊線 小天橋駅

「日間の松原」:久美浜湾の砂州が天橋立に因んで小天橋と呼ばれ、その別名が日間の松原であることから。
宮豊線 かぶと山駅

「摩須郎女(ますのいらつめ)の里」:かぶと山の熊野神社に河上摩須郎女にまつわる伝承があることから。
宮豊線 久美浜駅

「龍伝説の里」:一遍上人が久美の浜で念仏を唱えると海中より龍が現れたという伝説から。
宮豊線 京丹後大宮駅

市内各駅のダイジェスト的路線図(「駅の愛称からわかる京丹後市の伝説・伝承」)
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