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本竜野駅の跨線橋

姫新線姫路口の主要駅、本竜野駅には古い跨線橋が残っています。階段や通路は当然板張り。本州のJR線ではこうした木造跨線橋も滅多に見られなくなりました。駅自体は昭和31年の開業ですが、橋脚の刻印には鉄道院時代の「1912」(明治45年か大正元年)の文字が見られます。(H18.1撮影)
※平成22年3月に駅舎が橋上化され、この跨線橋も撤去されています。


1番ホームから見た跨線橋外観。乗り場の中央から通じています。 こちらは2番ホームから。コの字ではなく、出入口が反対を向くカギ型の跨線橋です。
通路部分は板張り。学校の廊下を思い出します。ワックスがけなんかもしてるんでしょうか。 屋根は特に変哲ないスレート葺。壁面上部が空いていますが、雨が吹き込んだら床面は腐食しないのでしょうか。
階段も木製。手すりは新設されており、点字鋲もついていました。 階段の踏面、蹴上のアップ。
跨線橋の裏面。細い鋼材の上に設置されており、アングルで補強してあります。下が喫煙所なのはちと心配。 跨線橋の橋脚。刻印されているのは「I.G.R takatori works 1912」の文字。
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