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高速道路のキハ58
高速道路上信越自動車道の横川サービスエリアの商業施設内にかつての急行型DCキハ58が保存されています。これは運転台のみが本物のレプリカで、JR九州から譲り受けたキハ58 624の運転台にボックスシートを乗せたレプリカの車両を増設したもの。車番として「キハ57 26」が振られています。横川と言えば旧信越本線の最急勾配区間のあった地として知られますが、キハ57はその横川軽井沢間通過対策に制動機能を強化したキハ58グループの車両で、当地に縁深い車両。ここで横川名物の釜飯を食べてもらうという趣向のものです。(H25.4撮影)

サービスエリアの売店コーナーの片隅に置かれたキハ58の運転台。平成25年は藤岡IC〜佐久IC間開業20周年でそのヘッドマークをつけています。 平成21年に、平成9年に廃止された信越本線横川軽井沢間に因んで、横川駅を再現したコーナーが整備されました。この車両部分はレプリカです。
柱には懐かしい国鉄様式のホーローの駅名板。国鉄オリジナル書体のよこかわの文字。再現性が高いです。 車両にあるサボは急行志賀のもの。横川軽井沢間を通って長野電鉄湯田中へ達していた急行列車でした。
レプリカの客室の車体には「キハ57 26」の車番。横川にも縁の深い形式です。 もちろん車内に入ることが出来ます。サービスエリアの休憩所です。
車内もキハ58急行型DCを再現。ここで横川名物、おぎのやの峠の釜めしを食べるという趣向です。 車内には「JNR」マークのある扇風機もありました。
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