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能登線廃線跡の保存車両
廃止された能登線の藤波駅の上り方に公営のスポーツ公園がありますが、その構内にある旧跨線橋の下に、能登線で運行されたのと鉄道NT100が1両保存されています。保存と言っても公開を目的としているわけではなく、ただあるだけ。ただこの車両の前後のみ路盤跡にはレールが残されています。蛸島駅では運転体験の動態保存も試みられましたが、この車両もそうしたプランがあったのかも知れません。(H29.2撮影)

のと鉄道NT100の123号。放置状態のようですが、跨線橋下の切通しにあるためか、傷みは少ないように思えます。 方向幕は中間主要駅の「宇出津」。能登町(旧能都町)の中心駅なので、能登町が保存しているということかも知れません。
車体の側面には「2003年7月能登空港開港」のステッカー。能登線廃線の1年前の開業です。 車両側面ののと鉄道の社章と、車番。
保存場所はこんな状態。公開のための設備や通路などはありません。ただあるだけ。 公道跨線橋から覗き込むと車両があることが分かります。普通に通行する分には存在も気付かないでしょう。
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