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神居古潭駅跡のSL3両
函館本線旧線の神居古潭駅跡、サイクリングロードの脇にSLが3両保存されています。保存されているのは9600形、C57、D51で、それぞれ道内に所属していた機体です。いかにもひっそりとして駅跡に、1つのレール上に縦に並べて保存されている様は、意外に珍しい光景のように思います。(H28.4撮影)

ご当地のSL3両が、このように3重連宜しく直列に配置され、保存されています。 駅舎・ホーム跡とは小川を挟んだ位置、元々留置線でもあったようなところにあります。
先頭にある9600形、29638。昭和12年に国鉄小倉工場で竣工した機体で、名寄に配属されていました。 サイドビュー。少し下がった除煙板や小さな砂箱などが特徴的です。
2番目はC57 201。「貴婦人」と呼ばれた流麗な機種です。昭和22年三菱重工製造で、旭川に配属されていました。 運転席まわり。荒れた、というまでではないですが、プレート以外やや傷みが目立ちます。この201号機はラストナンバーだそうです。
3番目はD51 6。「ナメクジ」と呼ばれた初期型です。昭和11年川崎車両製造で、北見に配属されていました。 リアビュー。3両の中で一番大きな大きなテンダーです。
3両の説明書き、というより3機種の説明です。個体情報としては製造年と配属くらいでしょうか。 SL脇にあった、天然石に埋め込まれたような石碑。神居古潭の伝承のような詩が書かれていました。
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