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卯原内駅跡のSL・旧客
国鉄湧網線の、起点網走から2駅目(2つの仮乗降場を除き)に卯原内という駅がありました。現在駅跡は現在卯原内交通公園となってホームが残され、そこにSL9600形(49643)と旧型客車が1両保存されています。客車は北海道定番のライダーハウスに、また駅跡前後はやはり廃線跡の定番サイクリングロードとなっていますが、能取湖畔の静かな立地。運動するのも宿泊するのも中々よさそうです。(H25.7撮影)

9600形のフロントビュー。この車両の説明はなかったですが、北海道でも運用されていた機種であり、当地ゆかりの機体なのでしょう。 足回り。雨ざらしで、雨垂れ跡も見られますが、総体的に状態はよく、よく管理されているようです。
SLに連結されている旧型客車。オハ47 508です。 室内は座席が残るエリアと小上がりエリアに分かれます。現在は宿泊できないようです。
片面のホーム跡。建物は網走市鉄道記念館。駅舎があった跡地にあるそうです。 ホーム跡の駅名標、というか、駅名標的看板でしょうか。上り方の「二見ヶ岡」の手前には「二見中央」という仮乗降場もありました。
ホームと車両の脇には廃線跡を利用したサイクリングロードが通ります。そしてその向こうは能取湖です。 車両の乗るレールの終端と、サイクリングロード。線形が如何にも対向ホーム配線の駅跡ですが、実際は島式ホームの片面利用という状態だったようです。
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