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上田電鉄丸窓電車
数ある保存車両の中でも名の知れたものの一つではないでしょうか。上田電鉄別所線の終着駅、別所温泉駅構内に保存されている通称「丸窓電車」、モハ5250形です。上田電鉄(当時は上田交通)の顔として人気を博した車両でした。自社の車両として昭和2年に3両が新造され、昭和61年まで活躍しました。引退して20年が経とうかという現在においても、その存在感は健在です。(H16.10撮影)

今でも上田電鉄の「主」のような存在。さすがにとてもキレイに保存されています。 側面のこの窓がこの車両の最大の特徴です。
駅ホームの突き当たりに簡単な説明書きが置かれています。温泉や古刹に訪れる人も目を留めずにはいられない?車両脇にはもっと詳しい説明書きがあります。 隣の本線上、大先輩の脇を現役の「若造」がゆっくりと坂を下っていきました。こう言うとなんですが、この没個性な車両が退役後、一資料以上の価値をもって保存されることはないでしょう。
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