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デッキ付機関車EF15
山梨県の韮崎市から長野県の茅野市へ向かう通称七里岩ラインという県道があります。避暑の別荘地小淵沢や長坂、原などを通り、八ヶ岳がすっきりと見渡せる高原の道ですが、その途中に韮崎市中央公園があります。広いグラウンドなどを持つ施設ですが、その隅にある公園に「旧型機関車」と呼ばれるデッキ付の機関車EF15型の198号機が保存されています。(H16.9撮影)

貨車3両と緩急車を従えた、現役さながらのスタイルで保存されています。カーブ具合も中々様になっています。前面の白い注意書きが目に付くと言えばそうですが。 機関車脇の説明板。この機関車の生涯が記載されていますが、特筆すべきはこの198号機、この機の廃車をもってEF15型は全廃となったという、オーラスを飾った車両だということ。
架線などもちろんありませんが、パンタグラフはしっかりと上がっています。 脇にステップが整備され、この特徴ある前面のデッキにも上れるようになっています。
脇のステップは後方の貨車や緩急車の方にも延びており、子供たちが遊べるようになっています、といい歳した私が上っていますが。 まぁこういうのはご愛嬌。雨ざらしながら、保存状態は悪くはないので、大切に管理されているようです。
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