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ミッドナイトカラオケ号
平湯や新穂高などの秘湯で名高い奥飛騨温泉郷の一つ、福地温泉にある観光ホテルにキハ27気動車がオリジナル塗装に変更のうえ「HIDAGON EXPRESS」という名で保存されています。これはホテルのカラオケ室として使用されているものですが、元は北海道の青春18切符利用者御用達列車「快速ミッドナイト」に使用されていた車両。もしかしたら自分も乗車経験があるかもしれない車両が近県に保存されているとは思わず、意外な遭遇でした。この車両動態保存を目論んでいたとのことで、それはまた一層の驚きでした。(H20.4撮影)

濃い青に金帯の入るホテルオリジナル塗装。広告塔とは言え営業車にあってもおかしくはないセンスの良い塗装では。 ホテルの「プラットホーム」に接しています。レストランに面しているようです。
極力原型を留めたことやこの「急行」表示など、オーナーのこだわりぶりが伺えます。 「JR北海道」のプレートもしっかり残っています。
「HIDAGON EXPRESS 2001」のヘッドマーク。 台車まわり。乗っている小さなボックスはバッテリーチャージャー。カラオケ用ですかね。
保存場所から数百メートル線路は延びます。自走計画があったそうですが、直に見ると結構の急勾配です。 キハ27のほか、ゴンドラも保存されています。オーナーが好きなんでしょうね、こういうのが。
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