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くりでんED20形
栗原鉄道(のち栗原電鉄)の凸型電気機関車。無煙化の旗手としてED201〜203の3機が新造された自社車両で、762ミリナローゲージ(当時)の車両としては最大級のものでした。3機は鉱物を中心とした物資輸送に活躍しましたが、貨物量の減退に伴いこの202号が最初に廃車、続いて貨物列車全廃により203号が廃車となりました。
残った201号も栗原電鉄がくりはら田園鉄道へ移管され、路線が再非電化された結果名実共に行き場を失い全廃に。現在は3機全てが旧くりはら田園鉄道沿線(それぞれ石越、細倉、若柳)に静態保存されています。(H18.8撮影)

ワインレッドのボディに1灯の前照灯。ナローゲージの小型機ですが、可愛らしいというよりチビかっこいい車両です。 社章と車両番号のエンブレム。銅風の貫禄に満ちたプレートですが、本体の塗装がいい加減です。
屋根一杯の台座を持つパンタグラフ。全ELの命脈です。この機は再非電化前に廃車となりました。 牽引しているのは木製の有蓋貨車。後部の窓は車掌室です。台車に「栗原電鉄」と記してありました。
保存スペースにあった腕木式信号機。 夢破れし横断幕。鉄道線現役当時の画像です。
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