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熱塩駅跡の保存車両
日中線記念館となっている日中線終点駅熱塩駅跡に保存されているラッセル車キ287と旧型車両オハフ61。ともに日中線由来の車両でしょうが、申し訳ないですがどこか華がなく、むしろ旧熱塩駅舎を含めたこのどこかまったりとしつつも非現実的な空間が最大の調味料のようで、個人的には印象に残る、地味な、保存車両です。(H17.7撮影)

しっかりとした上屋のある保存場所。適当に伸びた雑草と人家の希薄さが夢の中の世界のような非現実感を醸し出しています。 キ287は全国で200両弱の仲間を持つ多数派ラッセル車。そういう意味では珍しくないですが「熱塩駅常備」の文字が光ります。
キ287に牽引されているかのような旧型車両。思えば変な編成の保存車両です。 車番。鋼製改造車らしいのですが、逆に仇になったか、錆が著しいです。(木製ならカビがあったか)
オハフ61は開放されていました。しかし入れるようなステップはありません。 右に見えるのが保存駅のホーム。ちょっと外れていますが、かつてはあの場所も構内だったのでしょう。構内の路線終端側にあたります。
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