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高森駅のC12
南阿蘇鉄道の終着駅高森駅の駅前、駐車帯を含む広場の一角にC12蒸気機関車が保存されています。保存場所は鉄骨の屋根がかかり、定期的なメンテも行なわれているようで状態はまあまあという状態。昭和50年よりこの場所で保存されているようですが、保存開始時に少々珍しい改造が施されました。(H25.8撮影)

保存されているC12 241。保存場所はレールにバラスも敷かれ、しっかりとした上屋がかかります。ただ流石に長期間の屋外保存で塗装の傷みはそれなりに見られます。 前面に「登らないで」という看板があり、また高森町設置の、事故があっても責任を負いかねる旨の看板もあります。キャブへのステップもありますが現在は閉鎖されています。
この機の変わったところは静態保存に際し現役時にはない改造をされたこと。除煙板が上下に空間のある、C57 65のものに交換されています。 外板塗装はやや傷みが見られますが、足回りは静態保存機として特筆もので、現役さながらのキレイさです。定期的に油で磨かれているのではないでしょうか。
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