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銚子電鉄澪つくし号
銚子電鉄ではかつて「澪(みお)つくし号」というトロッコ列車を運行したことがあり、その車両が現在線内笠上黒生駅の留置線に保存されています。「澪つくし」とは何かというと、昭和60年に放映されたNHK連続テレビ小説のタイトル。沢口靖子が主演でした(…ということしか覚えていないですが、最高視聴率55.3%を叩き出したバケモノ番組でした)。個人的にはドラマよりもこのトロッコ列車の方が記憶にあり、現地で見て大変なノスタルジーを感じたものです。また同構内には旧車であるデハ801も保存されていました。(H25.5撮影)

笠上黒生駅の、おそらく旧3番線を流用した留置線に留置されているトロッコ車両旧「澪つくし」号。国鉄のワム8000貨車を改造した車両です。 反対エンド。正直なところ、状態は良くはなく、保存展示してあるというより単に留置してあるといった状態。近づけはしますがかと言って取り立てて説明書きもありません。
国鉄や大宮工場のプレートが残っています。 テーブル席を設置したトロッコ列車でした。
レトロ車両であるデハ801。元々戦後復興期に伊予鉄道車両として新造されたもの。昭和61年に銚子電鉄に移籍しています。この訪問の後終点の外川駅構内に展示用に移動しているようです。 おそらく新造当初から改造されたと思しき前照灯。シールドビーム2灯のもの。かつての竜華区のEF58を彷彿させます。濃霧地帯への対応ですが、「豚鼻」と呼ばれ鉄ちゃんには不評でした。個人的にはかっちょいいと思っていましたが…。
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