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北府駅鉄道ミュージアム
福井鉄道本社最寄の北府駅前に、令和5年に「北府駅鉄道ミュージアム」が整備され、そこに自社の退役車両が展示されています。北府駅には元々本社併設の検車庫が併設されており、留置線がありました。旧本社跡地と留置線の大部分は駐車場となり、この「ミュージアム」は留置線の一部です。北府駅は登録有形文化財となり全体的にレトロな雰囲気に整備されています。(R6.5撮影)

北府駅の駅前、かつての検車庫の留置線。「北府駅鉄道ミュージアム」の看板が立っています。クラウドファンディングも利用しての整備です。 「鉄道ミュージアム」内でも留置線にある600形。元名鉄の車両で、平成9年に福井鉄道に移籍し、現在もイベント用にこの602号のみが現役です。
メインの保存車両、福井鉄道200形。「急行」のヘッドマークも復刻しています。福井鉄道新性能車として戦後経済成長期に誕生し、平成28年低床車の増備と入替に現役を引退しました。 形式のプレート共にあるのは福井鉄道の社章と、西武生工場の検査プレート。福鉄オリジナルの車両として愛されました。尚車両は常時開放はされていません。
現役時代、最終期の200形。塗装を復刻していました。サンドーム西駅にて。(H22.4撮影) 旧塗装の200形。この鉄道用車両が軌道線を走る、福井市独特の景観を提供していました。西山公園駅付近にて。(H16.4撮影)
広告塗装にもなりました。真っ赤なボーダフォン塗装時代。ドコモ塗装もありました。右手は旧塗装の600形。武生新駅にて。(H16.2撮影)     軌道線用ホームに停車する際には乗降口に二段のステップが下りたのが大きな特徴の一つ。この車両のものはステップが急で踏面が小さく、平成の世には結構危なっかしいものでした。(H18.7撮影)
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