▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲廃線・廃駅INDEXへ
農林水産省石川食糧事務所専用線跡
北陸鉄道石川線西泉駅は金沢市内の住宅地、かつては工場や大きな倉庫などの多かった立地ですが、駅前の通り向かいに短い廃線があります。これは西泉駅で分岐していた農林水産省石川食糧事務所(現金沢食料事務所)への専用線跡で、その先には備蓄米倉庫があります。この倉庫、東日本大震災の際にも活用されたようです。もちろんこの線路を使ったわけではありませんが…
(H24現在、事情は分かりませんが、この倉庫の看板が外されています。)

西泉駅駅前から南を見ると交通量の多い県道の向うに三角屋根の倉庫が見えます。 近づくと倉庫へ向かう線路が残っているのが分かります。線路は県道の歩道で途切れています。
線路は途中で2線に分岐し、倉庫敷地内に入っています。 倉庫敷地内にもそのままレールが残っています。画像中ほどで分岐した線路が再び1線に合流しています。
倉庫の南端で再びレールは途切れます。現在は自動車輸送でしょうが、プラットホームも残っています。 倉庫を南側から見ると「農林水産省金沢政府倉庫」の文字が見られます。線路は画像左のマンションとの間にあります。
▲「駅と駅構内」現西泉駅へ
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲廃線・廃駅INDEXへ