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松本電気鉄道上高地線 島々駅舎

上高地線のかつての終着駅島々駅の駅舎が現終着駅新島々駅の国道向かいに移転、保存されています。当初島々は新島々の一駅先の終着駅で、その一区間は昭和58年に台風のため路盤が流失し、廃止されました。移築された現在は新島々駅併設のバスターミナル脇で、波田町の観光案内所として活用され、野菜や果物など特産品が直売されています。(H18.3撮影)
駅舎前にはこんな古びたアーチがあります。駅舎はそれなりに補修されていますが、アーチの古さが駅舎移設からの年月を物語ります。 駅名板。「旧島々駅」とありますが、駅名はあくまで「島々」。なお現終着駅新島々は元々「赤松駅」で、島々駅廃止時に改名されたものです。
なおこの観光案内所は冬季閉鎖されます。松本市の冬は寒さは厳しいですが積雪は少ないのですが、僅かな距離ながら安房峠を控えたこの波田町は豪雪地帯です。 駅舎は改修札分離の構造だったようで、集札口が残っています。
集札口がありますがそれを越えても特に何もありません。奥に見えるのはバスターミナルの車庫です。 裏側から見た駅舎。改札ブースと重厚な木戸の入口が目を引きます。
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