▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲立ち食いそばINDEXへ  ▲「駅と駅構内」稚内駅へ
稚内駅「宗谷」
最北の駅そば屋は最北駅稚内駅の待合室にあります。最北である以外は特に珍しいメニューもなく、またホームに面しないため構内からの利用はできないという、ちょっと寂しい、特徴のない店、…と思われますが、実はその最大の特徴は営業時間帯ではないでしょうか。夜行急行「利尻」の到着時刻に合わせ早朝から営業しており、特に冬季は極寒の地に降り立った旅客に重宝がられたことでしょう。これが稚内流のおもてなしでしょうか。「利尻」は廃止されましたがそば屋は現在も早朝より営業しています。(H20.11撮影)

待合室内の店舗。完全に立ち食い形式で2面のカウンターがありますが、わりと待合室のベンチへ運んで食べる人が多いようでした。 店は駅の正面側に面しており、駅舎外からの利用も可能です。「立ちそば」という表現が珍しいのではないでしょうか。
お品書き。かけ、月見、天ぷら、カレーとオーソドックスな品揃えです。 月見そば。丸いナルトが乗ります。利尻昆布、かは分かりませんが、濃い目の色に比してわりにあっさり味のダシでした。
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲立ち食いそばINDEXへ  ▲「駅と駅構内」稚内駅へ