予讃線伊予中山


伊予中山		IYO-NAKAYAMA

伊予市市街部から長大トンネルで山を越えた地点にある駅で、平成の合併以前の旧中山町の代表駅。地区の中心はやや南方にあり、駅は峠道の国道沿い、大きな物産販売所を併設しているため、ドライブインのような立地です。

国鉄末期の駅舎らしく意匠性皆無の無骨な駅舎。四国では珍しく思える意匠ですが、新潟地区や東北地区などで散見される汎用型の鉄骨造駅舎です。（H23.6撮影）

駅舎に隣接する「中山町物産品センター」。出札もそちらで行っています。

駅舎内。出札は物産品センターに譲っているため窓口は使用されていません。

待合部には丸太のテーブルとオブジェがあります。地元産の木材。テーブルは実は「ふる里火鉢」。オブジェはその案内板と花瓶台です。

ホームは２面２線。２番ホームは鉄骨造の簡易ホームです。

跨線橋から見た構内。昭和末期の新線らしく直線的なルート取りで、前後にトンネルがあります。

ホームのベンチ。座布団がありますが、施設のつくりがどこか素っ気なく、石勝線などにも通じる空気があります。