予讃線喜多灘


喜多灘		KITANADA

伊予市と大洲市の境界上にある駅。この境界は旧双海町と旧長浜町の境界であり、旧伊予郡と旧喜多郡の境界でもあります。駅の所在は大洲市（旧喜多郡長浜町）となっています。周囲は小さな集落で、町内の土手上にひっそりとある駅で、個人的には下灘駅とはまた異なった魅力のある立地の駅だと思います。

駅舎のない駅です。ホームは１面１線。ホーム中央に開放型の待合室があります。集落は右手の崖下にあります。（H23.6撮影）

駅前の様子。青い小屋のある辺りが駅前の広み。ここにかつて駅舎がありました。今ある青い小屋はトイレです。

駅への階段。かつては駅舎裏手にあったもの。結構急な階段で、また長く、踊り場があり一度方向を変えます。

駅前を見下ろした図。奥の公道の橋が伊予市と大洲市の境界で、手前が大洲市です。

ホームは元々両面ホームでした。副本線は既に撤去されています。

また現ホームに面する対向ホーム跡もあります。レールは一応残っていますが、途切れています。

一部崖側の木々の途切れた箇所から海が見渡せます。小高い立地のため、眺望はよいです。