わたらせ渓谷鐵道足尾


足尾		ASHIO

旧足尾町の代表駅ですが、地区の中心は隣の通洞駅周辺にあり、ちょっと寂しげな立地にあります。そうした環境も合わせ、通洞駅は売店を兼ねた有人管理駅ですが、この駅は午前中の僅かな時間以外は無人となります。

国鉄テイストありありの、大き目の木造駅舎。周辺環境も相まって時が止まったような佇まいを見せます。現在は入口に丸ポストがあります。（H19.8撮影）

駅舎入口。ホーローの駅名表示があります。

駅舎内。会議テーブルのような待合スペースがあります。

駅舎ホーム側もやはりノスタルジックな雰囲気が漂います。海抜640メートルは関東の駅としてはかなりの高地です。

ホームは２面３線。駅舎側が上りホーム。間藤方面へのホームは植栽が多く、反面ちょっと荒れています。

３番線とその奥の留置線はほぼ使用されていません。お座敷列車「サロンドわたらせ」の原車、JR高崎支社の「やすらぎ」の１両が部品取り用に留置されています。

駅舎脇には貨物扱いスペースの名残があり、貨物ホーム跡にはキハ30・35が留置されています。車籍はないようですが。