宇部線居能


居能		INO

厚東川の河口に近い、宇部市市街部の西端にある駅。小野田線分岐駅ですが小野田線の列車はこの駅で折り返さず、宇部新川へ乗り入れます。また貨物線も分岐しましたが、平成11年に列車設定が廃止され、平成18年に廃線となっており、廃れた雰囲気が色濃いです。

コンクリート造平屋建て、一部２階建ての駅舎。軒にアクセントがありますが、無骨な感は否めません。左奥の２階建ての区画は駅事務室・詰所でしょうか。現在使用されているようには見えませんでした。（H24.9撮影）

駅は直接公道に面します。入口は左右からのスロープと階段。右手の施設はトイレで、駅舎との間に駐輪場があります。

駅舎入口。扉が体育館の倉庫のよう。やはり無骨です。

駅舎内。かつてはみどりの窓口設置駅でしたが、琴芝駅や東新川駅より10年早く、平成14年に無人化されています。

駅舎の待合区画。それなりのキャパがありますが、高校、短大が近く、賑わう時間帯もあるのでしょう。

駅舎のホーム側。この付近にもベンチが置かれています。

ホームは２面２線。両面ホームの駅舎から遠い側はフェンスが設置されています。駅舎側から４・３番線が充てられています。

ホームに接した錆びた線路が２番線、そのさらに右手に１番線があったのでしょう。

下り方面。左に分岐しているのが小野田線です。