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富山ライトレール
富山駅北駅で発車を待つポートラム
平成18年4月、JR富山港線を一部経路変更の上、併用軌道化して引き継いだ第3セクター鉄道会社。JR線を移管してLRT化した全国初の例であり、またこの発足により富山県は万葉線、富山地鉄市内線を併せ、3社の路面電車区間のある唯一の都道府県となりました。名鉄線などで縮小している路面電車網を拡充する試みが車社会の北陸地方で行われるとは不思議なものです。
富山港線はもともと民鉄富岩鉄道により敷設され、以後富山電気鉄道、富山地鉄、国鉄、JR西日本と経営母体を変えています。元来鉄道線としては総延長、駅間距離等が路面電車に近く、LRT化が実は最も実態に即したものとも考えられます。令和2年にJR/あいの風とやま鉄道富山駅の高架下・コンコース脇を貫く軌道線が開業して富山地方鉄道市内線と接続し、それに先だって富山ライトレールは富山地方鉄道に吸収合併されました。富山港線は76年ぶりに富山地方鉄道に復帰し、富山ライトレールは発展的に解消されています。

駅名 駅舎 所在地 のりかえ
代表駅 市区町村 都道府県
富山港線
富山駅北 電停   富山市 富山県 北陸本線(廃止区間)高山本線(JR西日本)富山地方鉄道
インテック本社前 電停  
奥田中学校前 なし    
下奥井 なし    
粟島(大阪屋ショップ前) なし    
越中中島 なし    
城川原 なし    
犬島新町 なし    
蓮町 なし    
大広田 なし    
東岩瀬 木造    
競輪場前 簡易    
岩瀬浜 なし    
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<凡例> 代表駅;■(都道府県代表駅)、●(市区代表駅)、○(町村代表駅)、△(町村代表駅「らしき」駅)
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