東北本線陸奥市川


陸奥市川		MUTSU-ICHIKAWA

八戸市郊外の住宅地にある駅。陸上自衛隊の基地が至近にあります。かつてはごく一部ですが特急も停車しましたが、ちょっと信じがたいような街外れの小駅です。（平成22年12月より第３セクター「青い森鉄道」に移管されています。）

背の高い駅舎をすっぱり切ったような変わった形状の木造駅舎。窓が少ないこともありちょっと異様な風体です。左隅の風除室が駅舎入口です。（H18.5撮影）

駅前には一本の高木があります。この木陰に古い水のみ器を囲んだ井戸端会議コーナー（？）があります。

天井の高い駅舎内はやけに広く感じます。窓口が塞がれた無人駅で、駅寝禁止の貼り紙などがありますが、確かに居心地はよさそうです。

ホームから見た駅舎。熊手のような庇が張り出し、こちらもこちらで妙な形状です。

ホームは１線撤去の２面２線。１番ホームがやたらと広いですが、全体的にやや荒れています。

跨線橋から。右手の構内裏手にも路盤跡があります。跨線橋には裏手へ通じる通路を塞いだ跡があり、裏口か職員用通用口などがあったのでは。

左の画像の反対側。駅舎側のホームも元は両面ホームか貨物用ホームがあったようです。今は新しい民家が建ち並んでいます。