高山本線打保


打保		UTSUBO

またまた山間の集落の駅。山あいの隘路を進む飛騨古川と猪谷の間では各駅の周辺はいかにも山あいのよい雰囲気なのですが、中でもこの駅の周辺環境が個人的に一押しです。特に何もありませんが…。。

せっかくの周辺環境ながら、駅舎の改築がこんなところにまで及んでしまいました。半円柱のコンクリート躯体に波板屋根をかぶせた駅舎です。（H19.10撮影）

駅前にはかなり広いスペースが取られています。集落と駅前の国道はこの右手。駅舎前の階段の上です。

駅舎内は僅かなベンチがあるだけ。新しい駅舎だけに出入口のハンガードアの滑りの良さが印象に残りましたが、冬季に雪が吹き込まないか心配です。

ホームは２面２線。緩やかにカーブしています。

駅舎脇、構内の柵から外れて留置線が１線あります。保線用に使用されています。

相当な豪雪地帯ですが、周辺ではなぜかこの駅だけ構内のポイントにスノーシェードが設置されています。

構内の裏手に保線詰所があります。両隣の坂上、杉原両駅にもありますが、木造なのはこの駅だけ。旧駅舎もこんな雰囲気でした。