▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲路線INDEXへ  ▲信越本線の駅INDEXへ
青海川 OUMIGAWA
「海に最も近い駅」です。これには諸説ありますが、その有力候補の一つであることは異論のないところでしょう。日本海に沈む夕陽がそのイメージを助長しているのかもしれません。駅周辺は人家は稀で、駅利用者の相当数は「駅に来るために来た」という人たちなのではないでしょうか。また駅のすぐ脇を流れる谷根川では鮭が遡上するのを見ることが出来ます。

平成20年改築の簡易駅舎。平成19年の中越沖地震による斜面崩落のため路盤が埋まり、旧駅舎はその土砂除去作業の経路確保のため解体されてしまいました。この新駅舎が細長い、変わった形状なのはそのためです。(H20.3撮影)
奥で法面工事中ですが、あれが崩落した斜面。旧駅舎はこの正面一杯に建っていました。現在の駅舎左手が工事用通路です。 駅舎脇の工事案内図にあった崩落直後の写真。ホーム上り方が完全に埋もれています。
駅舎ホーム側。大きな駅名表示と新潟県内での駅所在地を示した地図があります。 ホームは2面2線です。
ホーム上り方。土砂災害から復旧時に、停車列車の短編成化もあり、ホームは随分短くなりました。往時は奥に見えるロックシェッド手前までホームが延びていたかと。 ホーム下に広がる海。鯨波寄りには線路をくぐって海に降りられるスペースがあります。前後の米山、笠島、鯨波の各駅の浜辺と異なり、ゴロ石の浜です。
旧駅舎解体以上に衝撃的だったのは、この駅の象徴のような海バックの駅名標も被災、撤去されたこと。現駅名標は防風フェンスを背にしています。 青海川駅の全景。上り方が特にホーム直下が海だったのですが、崩落した土砂がかなり残っています。
駅データ
駅名 青海川(おうみがわ)
所在地 新潟県柏崎市大字青海川
隣駅 ←笠島 鯨波→
備考 旧駅舎へ
駅ノートあり 
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲路線INDEXへ  ▲信越本線の駅INDEXへ