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金華 KANEHANA
常紋峠の南麓にある駅。きらびやかなイメージを与える駅名ですが、峠の麓の鄙びた小さな集落にあり、その多くが廃屋となっているという、正反対の周辺環境です。開業時は奔無加(ぽんむか)という駅名で、戦後に改称されました。(平成28年3月ダイヤ改正時に廃止となりました。)

トタン屋根の木造駅舎です。車寄せはなく、外装もツギハギだらけという状態。駅というより信号場か詰所のような風体です。(H24.1撮影)
駅前の様子。突き当りが駅です。両脇に人家が並びますが、廃屋のようです。住んでいる人がいたらスミマセン。 駅舎内。出札窓口と手荷物窓口の痕跡があります。
駅舎のホーム側出口。縦書きの木製の立派な駅名板があります。個人的にこの駅の最も印象強いアイテムです。 ホームは2面2線です。両ホームを結ぶのは構内踏切です。
ホームに対し、向かって左側に乗り場のある、石北本線遠軽以遠お馴染みの変則構内です。 3年を要した常紋トンネルの工事は凄惨な逸話も多い難工事で、実際付近で人骨も発見されているようです。追悼碑は金華小学校跡地にあるようです。
駅データ
駅名 金華(かねはな)
所在地 北海道北見市留辺蘂町金華
隣駅 ←生田原 西留辺蘂→
備考 旧駅名:奔無加
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