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鳥居本 TORIIMOTO
佐和山の東、矢倉川沿いの古い集落にある駅。小中学校のある規模の集落です。駅は旧国道沿いにあります。戦後の昭和27年までは単独自治体の鳥居本村の代表駅で、市役所の出張所も至近にあります。

昭和6年開業の駅ですが、開業当時からの駅舎が残ります。腰折れ屋根や上部がアーチ状となった入口など意匠を凝らした洋館風の駅舎で、全国的にも知名度の高い、近江鉄道の名物駅舎です。(H22.2撮影)
車寄せ共々特徴的な駅舎の入口。 駅舎の側面。こちらの窓も通常以上の高さがアーチとなっている窓があります。
入口に脇にあった看板。この駅舎が明治期の鉄道駅の標準的な姿を残している旨等記されています。 駅舎内。無人駅ですが窓口は残っており、窓も木枠のまま、当時の姿を残しています。
駅舎内は天井が張られておらず、背の高い大屋根がそのまま天井となっており、開放感があります。 ホームは1面2線。ホーム上にも古めかしい待合室があります。さすがに入口はアルミ戸ですが。
構内には廃ホームがあります。線内最後の貨物取扱駅の一つで、その名残かもしれません。 ホームからは並走する東海道新幹線を見ることができます。
駅データ
駅名 鳥居本(とりいもと)
所在地 滋賀県彦根市鳥居本町
隣駅 ←フジテック前 彦根→
備考
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